2012年5月の3ー関口存男・群像としての丹下研究室・書店員の本気

ことばの哲学 関口存男のこと

ことばの哲学 関口存男のこと

これがひどくつまらない。
大仰なことを書いていてその旨迫ろうとはこれっぽちもしていないからだ。

論理哲学論考 (岩波文庫)

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古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)

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あわせてよんでみるかな。

ニコ生思想地図 出張編「震災から文学へ」高橋源一郎×市川真人×東浩紀
古井由吉のくだりよくわかる。


驚きの介護民俗学 (シリーズ ケアをひらく)

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読了。医学書院すばらしい。

忘れられた日本人 (岩波文庫)

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宮本常一と渋沢敬三 旅する巨人 (文春文庫)

宮本常一と渋沢敬三 旅する巨人 (文春文庫)


渋沢敬三

柳田国男と今和次郎 (平凡社新書)

柳田国男と今和次郎 (平凡社新書)

民俗学とはなんぞや


宮本常一


柳田国男


今和次郎

#bunfree ねとぽよ2号に、ARGについての大塚英志インタビューと『物語消費論・改1』を掲載します - ねとぽよ
大塚英志「ただインターネットだけがなかった〜『物語消費論』の著者にARGについて聞いてみた」 が載るねとぽよvol.2
これもまた民俗学の系譜。

定本 物語消費論 (角川文庫)

定本 物語消費論 (角川文庫)


これ買った。ええい!っと。

群像としての丹下研究室―戦後日本建築・都市史のメインストリーム―

群像としての丹下研究室―戦後日本建築・都市史のメインストリーム―

<目次>

巻頭:推薦文―磯崎新

第I編 アジアにおけるアテネ憲章の実践
 1章 広域の「労働」の把握による国土計画 
  1.生産力拡充による都市・国土の再編:内務省、企画院、建築家
  2.丹下健三と大林順一郎による国土計画批判と生産力分析
  3.下河辺淳による工業集積を通じた生産力分析
  4.港湾開発と「東京計画1960」
  5.結び:「成長を設計する」半官半民のシンクタンク
 2章 経済を主導する「住居」      
  1. 住宅問題一般:「労働の再生産の基地」のモデル化
  2. 住宅経済と宅地問題:収支的側面のモデル化
  3. 標準化と集合化:国民住宅から国土計画へ
  4.特殊解としての「自邸」
  5.結び:住宅は建築ではない
 3章 「移動」の把握による「都市のコア」建設     
  1. 戦前・戦後における圏域への視点
  2. 「核と圏域の構造/都市再開発と建築形態」の解析過程
  3. 諸分析を統合する「都市のコア」
  4.結び:21世紀の東京を捉える指針としての「東京計画1960」
 4章 「余暇」の変容と「建築」の変容     
  1.総力戦下の余暇の活用:「観光=厚生」論
  2. 広域レベルの観光開発論:消費革命以後の地域開発
  3. 建築レベルの観光開発論:万博までの「遊びの空間」の実践
  4.結び:余白と余暇の善用

第II編 「衛生陶器」を乗り越える冒険性の諸相
 5章 丹下健三の西洋哲学論:「ミケランジェロ頌」から空間論へ
  1. 丹下健三ミケランジェロ頌」と立原道造「方法論」
  2. シェリング自由論からみた丹下健三の「空間論」の位相
  3. 発生論的建築論の再解釈:「国立屋内競技場」読解のための助走
  4.「 東京カテドラル聖マリア大聖堂と「国立屋内競技場」の発生論的読解
  5. 結び:身体性から読み解く丹下弁証法
 6章 伝統論と創作方法論:慰霊、庭園、モデュロール 
  1. 丹下研の上部構造:丹下による唯物論と伝統論
  2. 丹下研の下部構造:伝統論と乖離した創作の輝き
  3. 丹下研の外部構造:慰霊空間の創出
  4. 結び:丹下研の上部・下部・外部構造
 7章 エンジニアとの協働:50年代の意匠・構造・設備の自律と連関 
  1. 丹下・坪井研によるシェルとプレートの創出
  2. 浅田孝による外装/空調制御/監理
  3.結び:技術への「洞察力が強力な構想力に転化する」瞬間への賭け

第III編 諸技術・諸情報の統合術
 8章 丹下健三の象徴論:「国立屋内総合競技場」と「東京カテドラル聖マリア大聖堂
  1. 「国立屋内総合競技場」(1961-1964)
  2. 「東京カテドラル聖マリア大聖堂」(1961-1964)
  3. 結び:サイエンス・アプローチと一作ごとに深まるディテール
 9章 情報化社会論:国土開発地図と建築のアクティビティ 
  1. 浅田孝の原子力時代論
  2. 丹下研の情報化社会論:中枢管理機能論と国土開発地図
  3. 実作におけるコミュニケーション理論の展開
  4. 結び:情報化社会を先取りする国土開発地図
 10章 大阪万博:「空間」から「環境」へ   
  1.テーマ決定過程における「都市」の位相
  2.会場計画策定における「都市」の位相
  3. 万博開会後の「未来都市」の総括
  4. 結び:70年代に孵化する「お祭り広場」

エピローグ

豊川斎赫 「丹下健三と下河辺淳の関係から」

豊川斎赫インタビュー 下河辺淳と戦後の国土計画 - 建築系ラジオ

 



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